受取人側が送料などの支払い手続きを行う、着払いや代引き。カード決済や銀行振込が使えない際などに、便利ですよね。
海外でも着払いはできるのでしょうか?どんな手順で申し込めば、着払いになるのでしょうか?
やり方がわからないと、海外在住で代引き・着払いの商品を購入したい時に困りますよね。
この記事では着払いについて、どのような方法があるのかお伝えします。
目次
日本の事業者で海外発送兼海外着払いに対応しているところはほぼありません!
残念ながら、日本の事業者で海外発送と海外着払いに対応している販売元は、ほとんどありません!
その理由は、リスクが高すぎるから。
受け取り拒否や荷物の紛失、関税による高額な損害など。
海外発送のトラブルは、日本国内発送の比ではありません。
そのため多くの事業者がリスク回避のため、着払いNGにしているのです。
つまり、日本郵便による国際郵便は、着払いに対応していません。
海外発送でよく使われるEMSはもちろん、国際小包やゆうパケットなども着払い対応不可です。
国際郵便で追加できるオプションサービスは保険付や受け取り通知、追跡や保険がついた書留となっています。
代引きももちろん不可なので、注意しておきましょう。
海外在住で日本に着払いで荷物を送りたい場合!
上記で説明した通り、日本の配送業者に着払いを依頼するのは不可ということになります。
また海外の配送会社を利用する場合、日本のような着払い伝票というものが存在しません。
そのため着払いを依頼するには、ちょっとした手間が必要になります。
着払いが可能な配送業社を選択し、配送業社ごとのルールに従って発送手続きを行うのです。
以下にポイントを記載したので、参考にしてみてくださいね。
海外発送で着払いにするなら国際宅急便のみ!
国際郵便で着払いが使えないので、海外発送で着払いにする場合は国際宅急便のみとなります。
代表的な国際宅急便4社の着払いについて、やり方を詳しくご紹介しますね。
Fedexの着払い
FedExで着払いするにはまず、差出人と受取人の両方がアカウントを作成する必要があります。
アカウントを作成したら発送する際、受取人のアカウントナンバーをFeDexに伝えればOK。
受取人側に、送料が請求されるようになります。
着払いの場合は通常の発送料に加え手数料が発生します。
トラブルにならないよう、事前に送料やアカウントナンバーを伝えて良いかなどについて相談しておきましょう。
DHLの着払い
DHLの場合も、着払いにはアカウント作成が必要となります。
アカウントは通常のアカウントに加え、着払い専用アカウントを作ることも可能です。
通常の荷物と同様に発送準備を行い、「支払い方法の選択」の画面で受取人のアカウントナンバーを入力しましょう。
これで送料を着払いにできますし、関税を着払いか元払いか変更することも可能です。
DHLも着払いの場合、別途手数料がかかりますよ。
UPSの着払い
UPSの場合はアカウント作成に加え、該当のアカウントが請求オプションを有効にしている必要があります。
また発送プランによっては着払いに対応していないケースがあるので、事前に確認しておきましょう。
「その他の出荷オプションの追加」のページで、「荷受人請求」を選択してアカウントナンバーと郵便番号を入力します。
第三者請求を選択すれば、発送人と受取人以外に請求することもできますよ!
着払いの内容によって手数料が変化する場合があるので、こちらも要確認です。
ヤマト運輸国際宅急便の着払い
ヤマト運輸は、個人での着払い発送に対応していません。
法人で契約していてUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーのサービスを利用する場合は、着払いにできます。
ただし、UPSのアカウントナンバーが必要です。
ヤマト運輸が発行しているUPS用の着払い伝票に必要事項を記載すれば、着払いにできますよ。
ただし荷物の条件によっては着払いを引き受けてもらえない場合もあるので、事前に問い合わせておくと良いでしょう。
国際宅急便で着払いするときの注意点
国際宅急便での着払いは、トラブルになりやすいです。
トラブルを避けるには、いくつか注意点があります。
海外宅配業者のアカウントの開設が必須
海外宅配業社を使って海外で着払い発送する場合、着払いの伝票というものはありません。
そのため配達の記録を残すために、海外宅配業社のアカウント開設が必須になります。
送る際に慌てないよう、事前に開設手続きをしておくと便利ですよ。
送り先のアカウントも必要となるので、相手にアカウントを開設してもらう必要があります。
アカウント情報のやりとりでトラブルになることもあるので、事前に送り先としっかり話し合っておくことも大切ですよ!
受け取り拒否される場合がある
海外発送の際、トラブルの火種となりやすい関税。
関税や料金が予想以上に高額だったために、荷物を受け取り拒否されることがあります。
拒否された分は送り主に請求される場合があるので、注意が必要です。
関税に加え拒否した分にかかる配送会社の手数料も相まって、本来の発送料金よりも数倍高くなる可能性もあります。
受け取り拒否を想定し、事前に受取人と交渉しておいた方が良いですよ。
御用聞きJAPANで着払いの受け取り・発送代行をいたします!
日本の通販サイトで欲しいものがあった際に「海外着払いに対応していないなら、商品の購入は無理…」と諦めなければならなかったり、あまりに煩雑すぎて着払いを諦めるという方に朗報です。
その問題、御用聞きJAPANが解決しますよ!
御用聞きJAPANとは?
御用聞きJAPANとは、日本の商品を海外に発送する転送サービスです。
日本人のコンシェルジュにLINEを使って希望の商品を伝えれば、購入や海外発送を代行してくれます。
オークション出品や並べないと買えない限定品の調達も可能です。
もちろん、代引き商品の代理受け取りも対応いたしますよ!
クレジットカードでお客様が支払い→代わりに代引き受け取りを行ないます!
代引きを代理する方法は、簡単。
- LINEで御用聞きJAPANに代引き受け取りのオーダーを伝える
- 商品の購入or商品の購入依頼をする
- 見積もりを確認し、OKなら住所などの情報を伝える
- 専用支払いリンクからクレジットカードで支払い
以上の4ステップで、手続きは完了します。
あとは商品が届くのを待つだけです。
手数料は?
手数料は通常発送の場合、1点350円+代金の18%です。
商品代引きの代理を行う場合は、追加で1,000円がかかります。
例えば商品1個と送料の合計金額が10,000円の場合、手数料は3,213円です。
15点以上の場合は手数料の割引もあるので、お得に利用できますよ!
まとめ
海外での着払いや代引きについて、解説しました。
日本で普段使っているサービスが、海外でも普段通り利用できるとうれしいですよね。
でも海外での着払いや代引きは、トラブルが多いのも現状です。
無事に荷物がやりとりできるように、十分注意してくださいね!