海外発送で各国の関税がかかる金額と安く抑えるコツをご紹介| 海外発送の御用聞きJAPAN
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2025/07/09

海外発送で各国の関税がかかる金額と安く抑えるコツをご紹介

各国の関税がかかる金額

荷物を海外に発送すると、受け取りの際に関税の支払いを求められることがあります。各国でいくら関税がかかるか気になりますよね?

また関税のことをよく知っておかないと、必要以上に高い金額を払わされることもあるんです…。

この記事では、関税の基礎知識や安く抑えるためのコツをご紹介していきますよ!

そもそも関税とは

各国の関税がかかる金額

そもそも関税とは、輸入品に課せられる税金のことです。輸入する人(荷物の受取人)に、支払いの義務があります。

インボイスに記載された商品の価格や重量などに対し、課税されるようになっています。

関税を徴収するのは各国の税関で、税率は国の法律や国同士の条約などによって定められています。

 <関税の計算式>

関税 = 商品価格(CIF価格)× 税率(商品カテゴリごと)

消費税(10%)と地方消費税も別途加算されます。

関税率は商品によって異なり、革製品や衣類、靴は高めなど様々です。

 

個人間でする贈り物の場合、かからないことが多いです。

ただし高価なものや酒・タバコなど特定の品目は、個人でも関税がかかる場合があるので要注意。

関税の種類

各国の関税がかかる金額

関税の種類には大きく、国定税率と協定税率があります。

・国定税率とは、その国独自に決められている税率のことです。

輸入品全体にかけられる基本税率や、「タバコ◯%、チョコレート◯%…」など品目ごとに決まる暫定税率などがあります。

・協定税率とは、国同士の条約によって定められた税率のことです。

WTO(世界貿易機関)や国同士の経済連携協定(FTAやEPAなど)によって、決められています。

それぞれの国の関税で掛かる金額

各国の関税がかかる金額

それぞれの国の関税でかかる金額は、その国の税関によって変わります。

さらに社会情勢やその国の経済情勢によって変化するため、明確にいくらと記載することはできません。

また、税関のチェック状況にもよるので、同じ荷物でもかかる場合とかからない場合があります。

ただ、国によっては免税範囲があり、送料などを含む荷物の総額が一定金額以内なら関税を支払わなくて良い場合があります。

例えば中国なら1,000元以内、タイなら1,000バーツ以内が免税範囲になります。

各国の免税範囲は

などを参考にしてみてください。

すべての国ではありませんが、個別に詳しく記載されています。

各国大使館や税関などが公式HPで情報を公開している場合もあるので、そちらも確認してみてくださいね。

 

関税を安くする方法

各国の関税がかかる金額

関税を安く抑える方法は、いくつかあります。それぞれご紹介します。

中古品として発送する

発送品を中古品にすることで関税を安く抑えることができます。中古品は新品よりも商品価格が下がるので、関税が安くなります。

新品を送りたい場合はタグを切って袋から出すなどし、中古品扱いにします。「使用済み」「二次利用品」として評価されると課税評価額が下がるからです。

インボイス記載の際には、商品名の後ろに(“Used item”や“Second-hand”)表記を付けることで、より関税がかかりにくくなります。

元値ではなく、中古市場価格や実勢価格が参考にされるので関税が安くなるのです。

各国の免税範囲に抑える

関税をできるだけ抑えるのであれば、その国の免税範囲を必ず確認するようにしましょう。

また、高価なものを詰め込みすぎないことも重要です。もし、免税範囲を超えそうな場合は、小分けで発送するなど工夫しましょう。

個人使用目的であることを強調する

関税を抑える上で、「個人使用目的」だと明確にすることも重要です。

そのためには、インボイスの商品名の後ろに下記のような表記を記載するようにしましょう。

・personal use
・non commercial
・gift

販売目的を疑われるので、同じ商品を1回で大量に送らないようにするのもポイントです。

 

国際郵便・EMS・宅急便で関税がかからない条件

国際郵便・EMS・宅急便で関税がかからない条件

国際郵便・EMS・宅急便には、それぞれ関税がかからない条件があります。

説明していきます。荷物を送る際の参考にしてください。

国際郵便で関税がかからない条件

課税対象額が16,666円以下の場合は、原則非課税で免税範囲となります。

個人で使用する目的であると関税がかかりません。販売・商用目的でなければ関税を気にしなくても問題ないです。

また、贈り物やギフト扱いも非課税対象になりやすいです。

EMSで関税がかからない条件

国際郵便と同様、16,666円以下なら非課税となります。

また、インボイスに正確な品名・価格を記載しましょう。曖昧な書き方をしてしまうと関税対象になるので注意が必要です。

国際宅急便で関税がかからない条件

ヤマト・佐川などの宅急便では、同様の基準が適用されますが、通関代行手数料が発生する場合もあります。

個人使用を明記すると関税を回避できる可能性が高まるので試してみるといいでしょう。

関税(通関)の手続きの流れ

各国の関税がかかる金額

関税の支払いが発生した場合、大抵は郵便局から書類や電話で通知があります。

届いた通知の指示に従って荷物を保管している郵便局に行き、関税を支払うのです。

ただし、関税の支払い方法や期限などの細かい部分は国によって異なる場合もあります。

現地の郵便局に問い合わせてみましょう。

通関手続きをしないまま保管期間を過ぎてしまうと、荷物が発送元に返送されたり処分されたりします!

まとめ:海外から日本に荷物を送るときの関税対策

関税について、基本的な内容から安くするためのコツまでご紹介していきました。

海外通販・個人輸入を楽しむなら、関税の基本と対策を知ることが大切です。

国際郵便・EMS・宅急便の免税基準(16,666円)を理解し、中古品やギフトの扱いで課税額を軽減するなど、海外に荷物を送る際に参考にしてみてくださいね。

 

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※この記事は荷物を海外発送する際不当に高い関税を払わないためのものであって、脱税等の犯罪行為を推奨するものではありません。

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