日本国内にいても、国外にいても体調の変化は常につきものですよね。
慣れない気候や新しい土地での生活だと尚更、体調には気を使います。ちょっとした体調の変化を感じた時、日本にいれば馴染みのある市販薬で対応できますが、海外生活だとそうはいきません。
そんな、日本では簡単に手に入る医薬品を海外で使用するにはどうしたらいいでしょうか!今回は、日本の医薬品を海外に発送する方法や発送の条件をまとめてご紹介します!
目次
海外発送が可能な医薬品
「市販薬」の中には一般薬医薬品と要指導医薬品の2種類があり、どちらも処方箋がなくても国内で購入することができます。
主に海外発送が可能な市販薬は一般医薬品の中の第2類医薬品・第3類医薬品になります。こちらは、国によっては禁制品に該当してしまう場合もありますので、後ほどご確認ください。
禁制品ってなに?
禁制品とは、国の法令によって輸出入・売買・譲渡が禁止されている物のことです。禁制品は国によって違うため、郵便局のHPなどを参考に該当するかどうかを調べる必要があります。
禁制品と知らずに持ち込みや発送をしてしまうと返送されたり、税関で没収されたりしてしまいます。事前のチェックを必ずするようにしましょう!
第2類医薬品:発送可能!
第2類医薬品とは、副作用や相互作用などで安全性上、特に注意を必要とする医薬品が分類されます。
代表例として
・バファリン
・正露丸
・命の母
・キャベジン
・チクナイン
などがあります。
第3類医薬品:発送可能!
第3類医薬品とは、主にドリンク剤や消化剤が該当します。
代表例として
・明治きず軟膏
・アイボン
・アリナミンA
・龍角散ダイレクト
・サロンパス
・トローチ
などがあります。
発送依頼はこちらから
医薬品の発送条件をチェックしよう!
第2、第3医薬品でも国によっては禁制品となってしまう国があります。また、発送可能でも条件付きの場合もございます。お住まいの国への発送可能な条件をチェックしてみましょう!
韓国 | 可 |
中国 | 感染症の被害を受けている国からはNG(日本から配送不可) |
ベトナム | 可 |
インドネシア | 衛生省が「強力薬剤」と指定するものは許可が必要 |
アメリカ | 四半期に一度、3ヶ月分まで発送可 |
シンガポール | 可 |
台湾 | 可 |
タイ | 30日〜60日分相当まで可 |
イタリア | 第2薬品は登録が必要、第3薬品は登録不要 |
フランス | フランス当局が発行する証明書が必要 |
オーストラリア | 最大3ヶ月分まで可 |
ニュージーランド | 四半期に一度、3ヶ月分まで発送可 |
ドイツ | 不可(ビタミン剤も含む) |
オランダ | オランダが登録している医薬品のみ |
カナダ | 四半期に一度、3ヶ月分まで発送可 |
イギリス | 可 |
スウェーデン | 個人の使用目的では不可 |
海外に医薬品を送る際のポイント
海外に薬を送る際にはポイントがあります。ご自身で発送する際の参考にしてください。
まずは、1回の発送で大量にならないように気をつけましょう(目安:1〜2ヶ月分)。パッケージや説明書を添付しておくと安心です。
また、英語での内容記載が推奨されています。(例:「Analgesic: Loxoprofen 60mg × 12 tablets」)
薬の温度・湿度・破損などに関しては気をつけないといけません。
国際郵便で送りやすい薬の特徴
国際郵便(特に航空便・EMS)でトラブルなく届きやすい薬の特徴をお伝えします。
・タブレット型(錠剤・カプセル)の薬
・外箱が未開封で内容が明確
・成分が一般的かつ輸入禁止リストにない
・個包装されている製品(例:風邪薬の個別パック)
医薬品の代理発送も一つの手
家族や友人が日本から海外に薬を送る『代理発送』は、よくあるケースです。海外在住者からの依頼があれば誰かが代理で発送しなければいけません。
その際に、内容品明細・同意書を添えると安全性がUPします。
とはいえ、依頼を受けて代理発送するにしても、海外へ医薬品を発送するのは非常に手間がかかります。初めてだと尚更、難しく感じる作業となります。
そんな時は、『転送サービス』を利用すると良いでしょう。
海外発送に対応しているおすすめの転送サービス3選
では、代理発送の際にどの転送サービスを使うといいのでしょうか。
医薬品を発送するのは手間がかかりますし、届かないケースも出てくるため、転送サービス側も医薬品は取り扱っている所が少ないのが現状です。
医薬品に対応している/していないも含めて表にまとめました。
サービス名 | 医薬品対応 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|---|
御用聞きJAPAN | ◯ | 350円+14.4% | 医薬品は個別対応あり |
tenso.com | △ | 商品価格+送料 | 医薬品は一部制限あり |
Buyee | ✕ | 非対応 | 禁止商品として分類 |
医薬品への対応は、御用聞きJAPANが群を抜いています。
なるべく確実に、医薬品を海外にいる方の手元に届けたいのなら、御用聞きJAPANを利用してみると良いでしょう。
次で御用聞きJAPANのサービスについて説明します。
医薬品を海外発送する方法:【御用聞きJAPAN】
御用聞きJAPANでは、お客様が希望する医薬品が配送可能かどうか、無料で調査します。
医薬品が欲しくても、いちいち発送可能かどうか、どのくらい発送できるかなどうを調べるのはめんどくさいですよね。
そんな時は御用聞きJAPANにお任せするのが効率的。
御用聞きJAPAN 公式LINEを追加し、
・配送希望の国
・ご希望商品
こちらの2点を送ることで、専属のコンシェルジュが配送可能かどうか、発送のための条件を詳しく調べてくれます。
また、無料で見積書を作ってくれるのでそれを参考に、オーダーするかどうか決めるのもOK!
まずはお問合せをしてみてください。
▼下のボタンをタップ
問い合わせの前に、公式サイトで内容を確認したい方はこちらをどうぞ。
しかし、市販薬では効果が見られない場合や、日本から持ってきていた処方薬が切れてしまった方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、御用聞きJAPANの姉妹サービス「御用聞きドクター」の活用です!
御用聞きドクターでは、海外にいながら日本人医師と診療ができる海外オンライン診療サービスです。
LINE登録をすることで問診表の記載〜診療予約まですることができます。また、実際の診療も医師とのLINEテレビ電話を活用するため、厄介な手続きなどを全て省いて診療を受けることが可能です。
診療内容も幅広く、下記の内容を受診することができます。
・内科
・皮膚科
・小児科
・消化器内科
・外科
・救急
受診後は、医師より適切な処方薬が処方され、在住の海外住所まで発送をしてくれます。
公式LINEにて、サービス料や送料、処方できる薬についての内容を配信しているので、いざという時のために登録してみてはいかがでしょうか。
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